9月29日

Ⅳ　対外戦略と一国二制度

• 第33章　大国外交の基本戦略──強気の対外姿勢と増幅する国際摩擦（中山）
  【コラム5】中国外交は本当に「したたか」なのか──失墜する国家イメージ（中山）
• 第34章　米中のシーソーゲーム──「新しい大国関係」をめぐる攻防（岸山）
• 第35章　低迷する日中関係──メディア報道と国民感情の歪み（堀田）
• 第36章　尖閣をめぐる日中摩擦──問題の歴史的背景と対立点（皆川） 

10月6日

• 第37章　多極化のなかの中露関係──対米を意識した戦略的共闘（盧）
• 第38章　流動化する中朝関係──不信感が渦巻く「同盟」の虚実（小川）
• 第39章　同床異夢の中韓関係──深まる経済相互依存と対北戦略（布施）
• 第40章　対ASEAN外交──陸海の「南進」路線と深まる経済関係（中戸川） 

10月13日

• 第41章　緊張高まる南シナ海──領有権紛争と中国の実効支配加速（鈴木）
• 第42章　アメとムチの対台湾政策──経済緊密化と政治対話のはざまで（草崎）
• 第43章　「蔡英文の台湾」の行方──民進党の政権奪還と山積する課題（長橋）
• 第44章　香港「返還20年」の明暗──「雨傘運動」と一国二制度の動揺（島野） 

10月20日

Ⅲ　社会の新たな胎動と課題

• 第22章　急速に膨張する情報化社会──ネット人口7億の衝撃と動向（篠崎）
• 第23章　拡大する情報空間における世論──SNS「民意」の社会的影響力（落合）
• 第26章　進行する高齢化の圧力──誰が億単位の老人を養うのか（白鳥）
• 第25章　国民生活を脅かす食品安全問題──安心を求め、「爆買い」の一因にも（市川） 

10月27日

• 第27章　「一人っ子」から「二人っ子」へ──計画出産政策の大転換に潜む矛盾（椎原）
• 第28章　台頭する「80後」「90後」──起業精神に富んだ一人っ子世代の現実（盧）
  【コラム4】「X二代」をめぐる怨嗟と同情──階層の固定化が生んだ社会現象
• 第29章　ジェンダーとフェミニズム運動──女性の権利は拡大したか（布施） 

11月中は学会準備のため輪読発表はお休み

12月1日

• 第24章　逼迫する環境・エネルギー問題──高度成長が引き起こす世界的波紋（鈴木）
• 第14章　「ゾンビ企業」と不動産問題──新たな成長に必要な「負の遺産」処理（鈴木）
• 第30章　都市と農村で拡大する教育格差──発展のひずみに翻弄される子供たち（小川）
• 第31章　「公民社会」のカギを握るNGO──高まる存在感と政治による統制強化（中戸川）
• 第32章　頻発する重大事故の底流──不十分な情報公開が再生産する人災（堀田） 

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  12月8日

Ⅱ　転換期を迎えた経済情勢

• 第12章　「中国ショック」の本質──中国経済を取り巻く状況の変化とリスク（落合）
• 第13章　「リコノミクス」から「新常態」へ──高度成長の終焉と政策転換の模索（原口）
• 第15章　イノベーション戦略の行方──「製造強国」への転換と民営企業の役割（長橋）

12月15日

• 第16章　金融システム改革──「市場化」の進展とジレンマ（島野）
  　【コラム3】浸透する「影の銀行」「ネット金融」──非正規金融の拡大と金利の市場化
• 第17章　進展する人民元の国際化──「自由化」途上の狙いとリスク（白鳥）
• 第18章　都市・農村一体化の展望──「新型都市化」で格差は解消できるか（皆川）
• 第19章　対外開放の変容と新通商ルールの模索──「走出去」とFTA（中山）
• 第21章　変わる日中経済──補完関係は安価な労働力から旺盛な購買力へ（岸山） 

Ⅰ　習近平時代の政治動向

• 第1章　「中華民族の偉大なる復興」への道──不透明感に満ちた大国化路線（曲）

12月22日

• 第20章　新シルクロード構想とAIIB──経済協力を通じた勢力圏拡大（盧）

• 第2章　権力掌握を進める習近平政権──建党100周年への政治課題（原口）▼ ▼
• 第3章　建国後の政治と改革・開放40年──変動のなかの一貫性（堀田）
• 第4章　共産党独裁体制と内部矛盾──「一元化」と「多元化」の相剋（白鳥）
  【コラム1】中国共産党の地殻変動──「ポスト文革」世代の進出と意識変化
• 第5章　膨張する軍事力と習近平の軍改革──「強軍の夢」があおる中国脅威論（曲）
  【コラム2】「政権は銃口によって守られる」──体制維持装置としての「党の軍隊」

 1月12日

• 　センター試験準備日のため休講

1月19日

• 第6章　出口の見えない体制腐敗──「トラもハエもたたく」撲滅作戦の内実（椎原）
• 第7章　漢族主導の「民族区域自治」──少数民族の「同化」と経済格差（篠崎）
• 第8章　火薬庫のチベット、新疆ウイグル──強権統治への抵抗と先鋭化する民族摩擦（島野） 

• 第9章　改善遠のく人権・民主化──厳しさを増す「異論」封殺（岸山）
• 第10章　台頭する中間層の政治意識──改革推進か安定維持か（市川）
• 第11章　メディア改革と「報道の自由」──統制はどこまで可能か （草崎）