2022-06-03(金)第08回

最終更新: (更新者 鈴木 靖

1.いまを知る

 

・6班(蛭間・松井・山室)

 

 

2.輪読発表

 

・第7章 政治的混乱と戦争への道(7班:山形・柳原・若尾)

 

西暦

和暦

出来事
1910

明治

43

8月、「日韓併合に関する条約」により日本が韓国を領有

11

44

10月、武昌蜂起

12

大正

元年

1月、孫文を臨時大統領とする南京臨時政府樹立

3月、袁世凱が大統領となり北京政府発足

7月、明治天皇の崩御により大正天皇が即位

14

3

7月、第一次世界大戦勃発

8月、日本が青島のドイツ軍を攻撃

15 4

5月、日本、袁世凱政権に二十一か条要求を受諾させる*

19 8

3月、韓国で三・一独立運動が起こる

5月、中国で五・四運動が起こる

21 10

11月、原敬首相が刺殺される

同月、ワシントン軍縮会議

23 12

9月、関東大震災が起こる

24 13

6月、幣原喜重郎が外相に就任(幣原外交 第一次1924~27、第二次1929~31)

25 14

5月、上海の共同租界で英国警察がデモ隊に発砲(五・三〇事件)

26 昭和元

7月、蒋介石が北伐を開始

28

昭和

3

2月、日本で初の普通選挙実施

5月、中国山東省済南で日中両軍が衝突(済南事件)

6月、関東軍参謀河本大作の謀略により張作霖が爆殺される

29

4

10月、ニューヨークで株価が大暴落(世界恐慌~33年)

30

5

1月、ロンドン海軍軍縮会議

11月、濱口雄幸首相が右翼佐郷屋留雄に東京駅で銃撃される(31年8月死亡)

31

6

9月、関東軍参謀板垣征四郎・石原莞爾らの謀略により満鉄線路を爆破(柳条湖事件)*

32 7

1月、参謀本部少佐田中隆吉らが上海で日本人僧侶を襲撃させ、日本が海軍陸戦隊を派遣(上海事変~5月、停戦協定締結)

3月、満州国建国

5月、海軍青年将校らが犬養毅首相などを殺害(五・一五事件)政党内閣制が終焉

33 8

3月、日本、国際連盟を脱退

5月、塘沽協定締結

35  

8月、陸軍統制派の中心人物・永田鉄山が皇道派の相沢三郎に暗殺される

36 11

2月、陸軍皇道派の青年将校らがクーデター未遂事件を起こす(二・二六事件)

12月、張学良が西安で蒋介石を拉致し、国共合作を迫る(西安事件)

37 12

7月、北京郊外で日中両軍が衝突(盧溝橋事件)*

*5月9日(二十一か条要求)、9月18日(柳条湖事変)、7月7日(盧溝橋事件)は国恥日

 

 

3.グループワーク

 

 先週は時間がありませんでしたが、今週はグループで、石橋湛山が唱えた「すべて捨つる覚悟」について話し合いたいと思います。
 テーマは「あなたが戦前に生きていたとしたら、植民地として獲得した台湾や朝鮮、それに傀儡国家として建てた満洲の放棄に賛成したか、反対したか。その理由は何か」です。
 今後の日本のあり方とも絡めて考えてみてくださいね。

 

 

参考資料
283 『世界現勢大地図』(東京日日新聞社 1936年).pdf 『世界現勢大地図』(東京日日新聞社 1936年)
「NHK人物録 石橋湛山」(NHKアーカイブス)
石橋湛山「一切を捨つるの覚悟」(東洋経済新報1921年7月23日社説).docx 石橋湛山「一切を捨つるの覚悟」(東洋経済新報1921年7月23日社説)
石橋湛山「大日本主義の幻想」(東洋経済新報1921年7月30日、8月6日、13日号社説).docx 石橋湛山「大日本主義の幻想」(東洋経済新報1921年7月30日、8月6日、13日号社説)
石橋湛山「我に移民の要なし」(東洋経済新報1903年5月15日).docx 石橋湛山「我に移民の必要なし」(東洋経済新報1926年5月15日社説抜粋)
285
対華二十一ヵ条要求関連文書(『戦前日本政治外交文書』政策研究大学院大学・東京大学東洋文化研究所)