2018-04-20(金)第2回

最終更新: (更新者 鈴木 靖

1.前回の宿題

 

(1)演習のルールやエチケットについての確認

 演習で守るべきルールやエチケットについて話し合いましょう

・学年間の交流を深めるには

 ゼミ以外でも交流をもつ

 先輩・後輩遠慮せずに意見をいう、わからないことがあれば質問する

 座席を学年混合とする

 毎回席替えを行う

・輪読発表で守るべきこと

 自分の発表の時以外でも予習をしっかりする

 問題意識をもって発表を聞く

 発表者の理解を深めるような質問をする

 考えながら聞く

・グループワークで守るべきこと

 人の意見を尊重する

 みんなで協力してグループワークを行う

 考えながら聞く

 積極性をもつ

 

(2)研究活動のポイント

  研究活動の上で大切な4つのキーワードの意味とそれらがなぜ大切なのかについて話し合いましょう

 ①批判的思考(Critical Thinking)

  偏った考えになるの防ぐ、理解を深める助けになる

  異なる視点から批判的に考えることによって間違いを見つけ、真理をつかむことができる

 ②論理的思考(Logical Thinking)

  聞き手が理解できるように説明する

  聞き手が納得できるように筋道をたてて説明する

  メリット・デメリットを分けて説明する

  因果関係を整理して聞き手が理解しやすくする

 ③反証可能性(Falsifiability)の保証

  偏った考え方にならないために必要

  さまざまな可能性を視野に入れることで客観的に物事を見ることができる

  説明責任を果たすことができるようにする

  自身の考えだけにとらわれず視野を広げることができる

 ④共感力(Empathy)

  自己と他者の二つの視点から問題を見ることによって、問題を多角的に捉えることができる

  主張の信ぴょう性を高めることができる

  他者のバックグラウンドや立場を踏まえて考えることにより、差別や偏見なく問題を考えることができる

  研究対象をより身近に感じるために大切

 【参考】レポートのサンプル

 

 

2.輪読発表

 

 第1章 先史時代の文化と交流(担当 関・鈴木・山田(皆川))

 

3.グループワーク

 

 【課題】「人種」差別はなぜ誤りなのか?

 【参考】「人種とはなにか?」(尾本惠市『分子人類学と日本人の起源』裳華房、1996年)