言語文化演習
(アジアから見た日本)
新型コロナウィルス感染症防止のため、今年度も対面での演習説明会は実施しないことにしました。
そのかわりに、私たちのゼミではシラバスと卒業生の作品、インスタグラムによって、ゼミの内容や特色、メンバー、選抜方法などを紹介します。
演習を選択する際の参考にしていただければ幸いです。
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演習説明会(3月8日・9日開催)のスライド |
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演習説明会(3月8日・9日開催)の質問集 |
1.ゼミではどんなことを学ぶのですか?
中国や台湾、韓国などアジアの人々の対日イメージと日本人の自己イメージとの間には大きな懸隔があり、良好な近隣関係を築く上での障害となっています。このゼミでは「アジアから見た日本」をテーマに、これらの国や地域と日本との交流史を概観するとともに、アジアの人々の対日イメージに大きな影響を与えた事件や人物に焦点を当て、それらがテレビ・映画などのメディアを通じてどのように伝えられているかを学びます。
2022年度の学習内容についてはシラバスを参照してください。
2.このゼミにはどんな特色があるのですか?
このゼミでは次の3つの方法で学習を進めていきます。
(1) プレゼンテーションとグループワーク
大学の授業は座学が多く、学生が主体的に活動する機会が多くありません。このゼミでは毎回担当者を決めて輪読図書の内容をプレゼンテーションしたり、小グループにわかれてグループワークを行ったりしています。
また本だけの知識に留まらないよう、関連するドキュメンタリー番組などを見て、理解を深めています。
(2) 映像制作
本だけの知識に留まらないためには、自ら足を運び、本物に触れることが大切です。このため3年次にはテーマを決めて共同で取材を行い、映像作品を制作します。
ゼミの先輩たちが制作した過去の映像作品には、次のようなものがあります。
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「在日コリアン学生として生きる」(2020年度、朝鮮大学校の学生さんへの取材をもとに作成) |
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「私たちは日本人だ~台湾人元日本兵の想い」(2019年度、台湾での取材をもとに作成) |
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「戦後補償に潜む不条理~韓国人元BC級戦犯の闘い」(2017年度、BC級戦犯として死刑判決を受けた李鶴来さんへの取材をもとに作成) |
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「市民にとっての戦争ー老斤里事件より」(2016年度、韓国での取材をもとに作成) |
(3) 卒業研究
知識の消費者から生産者へ。論文や作品など知的生産の力を身につけることは、大学での学びの最終目標です。このため4年次にはゼミでの学習と併行して卒業研究を履修し、卒業論文や卒業作品を執筆・制作します。
昨年度の卒業論文・卒業作品には次のようなものがあります。
卒業論文(著者五十音順)
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深澤咲紀「日本の外国人労働者受け入れ政策のあるべき姿~韓国の雇用許可制から日本が学べることとは」 |
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飯田円香「温又柔さんの作品から考える私の『ふつう』と他者の『ふつう』」 |
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小関桃果「徴兵制度の変遷で変わる韓国社会」 |
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高木美緒「韓国と日本のお笑い~現役お笑い芸人へのインタビューをもとに」 |
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武村響「朝鮮の歴史と韓国人の心性からみるキリスト教受容の歴史」 |
3.ゼミ生にはどんな人がいるのですか?
ゼミは大学の中のマイホームのような場です。ゼミの先輩や仲間、後輩たちと過ごす時間は、生涯の貴重な思い出になるでしょう。ゼミのインスタグラムでは、みなさんからの質問に、ゼミの先輩たちが直接答えてくれています。
4.演習選抜はどのように行うのですか?
演習選抜は書類および自己紹介ビデオ(動画制作が難しい場合は自己紹介の文章でも可)によって行います。面接は行いません。詳しくはHoppiiの「【2022演習選抜】言語文化演習(鈴木)」のお知らせをご覧ください。