新型コロナウィルス感染拡大にともなう
当面の授業計画について
オンライン授業の制約により当初の予定を一部変更しました(4月17日(金))
みなさん、ご入学おめでとうございます。みなさんのチュートリアルを担当する鈴木靖です。
入学早々、大変な事態となってしまいましたね。テレビやネットで目にするのは、新型コロナウィルスの怖いニュースばかり。しかし、見方を変えれば、これは将来歴史の教科書にも載るような大事件です。みなさんはいまその歴史の舞台に立っているわけです。かつてヨーロッパでペストが大流行した後、人々は中世の桎梏から解放され、ルネサンスという新しい時代の扉を開きました。新型コロナウィルスの流行の後には、きっとすばらしい未来がみなさんを待っているはずです。その未来で活躍できるよう、大学での学習・研究を進めていきましょう。
さて、大学での学習・研究を進める上で必要なさまざまなスキルを学ぶのが、このチュートリアルという授業です。
この授業では、具体的なテーマをもとに、①情報検索、②プレゼンテーション、③ディスカッション、④レポートという4つのスキルを身につけていきます。テーマは「パンデミックは人類の歴史をどう変えたのか?」。
最終的な目標は、実証的かつ論理的で、しかもわかりやすいレポートの作成です。
なお、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、当面はオンラインで授業を行います
4月21日(火) クラスのメンバー紹介、情報検索
【授業】
まずはクラスの仲間に自己紹介をしましょう。メールでビデオ会議システムへの招待状をお送りしますので、パソコンまたはスマホで準備をお願いします。ビデオ会議システムは時間が制限されているので、自己紹介は一人1分程度でお願いします。
つづいて情報検索のスキルを身につけます。自宅でも利用できる情報検索の方法を下記のページで紹介しています。これらを活用して、今回の課題について調査を進めてください。
- チュートリアル>情報検索の方法
【課題】
下に掲載したのは、大学の先生が書いたレポートです。実証的かつ論理的で、しかもわかりやすいレポートです。まずはこのレポートを読んで、次の課題を調査してください。
- このレポートの中に登場する「鄭和」とはどのような人物なのでしょうか。
- 英国ではいまも新型コロナウィルスが猛威を振るっていますが、かつてペストが流行したときは、社会にどのような影響を与えたのでしょうか。英国とペストに関する論文を探してください。
山本太郎「人類が直面する新たな感染症の脅威」(世界史のしおり 2016年3学期号、帝国書院)
4月28日(火) 調査報告
【授業】
調査報告の方法を学びます。
- チュートリアル>調査報告の方法
【課題】
第一回の課題の調査結果を整理して、私のLINE(グループLINEではありません)に送ってください。
5月12日(火) スライド作成
【授業】
パワーポイントを使ったスライドの作成方法を学びます。
- チュートリアル>プレゼンテーションの方法
【課題】
授業で紹介するスライドのサンプルをもとに、プレゼンテーション用のスライドを作成し、Hoppii(学習支援システムの「課題」)にアップしてください。
5月26日(火) プレゼンテーション
【授業】
パワーポイントを使ってプレゼンテーションの実習を行うとともに、生産的なディスカッションの方法について学びます。
- チュートリアル>ディスカッションの方法
【課題】
新型コロナウィルスの問題は今後どうなっていくのか、また私たちの暮らしはどのように変化していくのか。第一回の「情報検索の方法」や第二回の「調査報告の方法」を踏まえ、客観的な事実とデータをもとにプレゼンテーション用のスライドを作成し、Hoppii(学習支援システムの「課題」)にアップしてください。
6月9日(火) ディスカッション
【授業】
パワーポイントを使ってプレゼンテーションの実習を行い、その内容についてディスカッションを行います。
- チュートリアル>レポートの書き方
【課題】
前回準備したプレゼンテーションの内容を2000字程度のレポートにまとめ、Hoppii(学習支援システムの「課題」)にアップしてください。