第2回 調査報告の方法: リビジョン

最終更新: (更新者 鈴木 靖

調査報告の方法

 

 今回は調査結果を報告する際の必須事項である5W1Hと、参考文献を挙げる際の書誌情報の書き方を学びます。

 

1.調査報告の必須事項

 

 調査報告には5W1Hの情報が必要です。5W1Hとは、

 

  • When(いつ)
  • Where(どこで)
  • Who(誰が)
  • What(何を)
  • Why(なぜ)
  • How(どのように)

 

 たとえば、今回の課題であった「鄭和の事績」でいえば、

 

 明代の宦官であった鄭和は(Who)、1405年から1433年の間(When)7回にわたり、海外を調査し、朝貢を促すため(Why)、大艦隊を率いて(How)、東南アジアからインド、中東、アフリカを(Where)航海した(What)。

 

2.書誌情報の書き方

 

①書籍の場合

 

 著者名『書名』(出版社名、発行年)

 

(例)宮崎正勝著『鄭和の南海大遠征 : 永楽帝の世界秩序再編』(中央公論社、1997年)

 

②論文の場合

 

 著者名「タイトル」(掲載誌名 号数、発行年月)

 

(例)日野秀逸「病気と社会―イギリスにおけるペスト」(東京都立大学人文学報第6号、1990年3月)

 

③新聞の場合

 

 「見出し」(掲載紙名、発行年月日、朝夕刊)

 

(例)「鄭和船団『子孫』、ケニアから留学 600年前の明代に大航海 中国政府が調査、招待」(朝日新聞、2005年08月23日、朝刊)

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