こんにちは、森田です。
先日、クラス会の二回目を開催しました。外婆家というお店に行きました。とても有名なチェーン店で、誰もが知っていますが、私は初めてでした。杭州発祥のお店で、有名な乞食鶏やトンポーローが食べれます。本場と比べると劣るのかもしれませんが値段の割に悪く無い味でした。最近授業で、鱼香肉丝の名前の由来を学び、魚が入ってないのにその名前であることに疑問を抱いていたため、とても面白いと思いました。乞食鶏も、昔、盗んだ鳥を隠し、そのまま調理したら美味しかった、というようなもので、なんでだろうと疑問を抱い時に理由を調べると覚えやすいですし、楽しく学べて良いと思います。何事も工夫して脳に入れていきたいですね。
いよいよ帰国まであと1ヶ月となりました。
金曜日にはjcrも控えており、残りの時間を大切に過ごしていきたいです。
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鈴木 靖森田さん、外婆家に関する報告、ありがとう。
中国の料理の名前には面白いものがいろいろありますね。天津に狗不理と肉まんの店があります。1858年創業といいますから、160年以上の歴史のある老舗です。この店の名前はもともと德聚號といったそうですが、いまではこんな変な名前(「狗不理」は「犬も食わない」という意味です)で呼ばれています。なんでこんな名前になったかというと、創業者は幼名を「狗子」といったのですが、むかしながらの職人気質の人で、美味しい肉まんを作る以外は何もしない。お客さんが来ても肉まんを売るだけで、商売人らしいサービスは何もしなかったそうです。そのために、当時天津ではこんな言葉が流行っていたそうです。
狗子卖包子――一概不理(狗子が肉まんを売る――まったく相手にしない)
中国語の言葉遊びの一種である「歇后语」ですね。ところが、時間が過ぎると次第にそのことが忘れられ、いつしか「狗不理」という言葉だけが残ったのだそうです。美味しい肉まんなのに、「犬も食わない」という名前がついているのには、そんな歴史があるそうです。
それでは、続報を楽しみにしています。