こんにちは、復旦大学に留学している王林思遥です。1月6~7日に紹興に旅行に行ったので紹介します。
上海から紹興まで動車、高鉄どちらにしても約1時間半で着き、時間はあまり変わらないのに値段が約20元の差があります。ですが私が前日の夜予約する時には動車のチケットが全部売り切れていたので節約したい方は早めに旅行の計画を立てましょう笑
紹興の交通カードは支付宝にあるのでとても便利です。
支付宝の付款(pay)→乘车(transpotation code)という感じでやってみて下さい。
紹興北駅から快速バス(3元)に乗り、紹興の中心地に行きました。最初に世界遺産に登録されている八字橋の辺りを散策し、観光地としてあまり整備されてないので水郷の街での人々の生活を見ることができてよかったです。その後は倉橋直街という伝統的な路地が残る街を散策しました。ここもなかなかよかったです。
その後はバスで魯迅故里に行こうとしたのですが方向が違うバスに乗ってしまい郊外に行ってしまいました。バスに乗る際は方向と次の駅をきちんと確認しましょう。
魯迅故里を少し散策してから警備員が食べていた紹興の食べ物を食べたら美味しかったです。(名前を忘れました)
魯迅故居で紹興の3日間使える旅行カード?が販売されており学生証を見せると90元で買えます。このカードがあれば沈園の夜の演劇(80元)、昼の沈園(40元)、蘭亭(?元)、東湖(?元)、大萭陵(?元)に行けるのでとてもお得に観光できます。後の3つは郊外にあるのでタクシーがバスに乗らないと行けません。ただし演劇だけは買った日の夜しか見に行けないので気をつけて下さい。
夜は沈園で行われる劇を見に行きました。夜の庭園を案内され紹興酒の試飲や紹興のお菓子焦糕を食べてから劇を見ました。劇はほとんど方言なのですが字幕があるので大体理解できとても面白かったです。ただ吹き抜け式で冬に見るととても寒かったです。
ここでとなりの席の中国人達と仲良くなったので沈園の話を教えてもらったり一緒にタクシーで帰ったりしました。杭州来たら案内すると言われたので今度は杭州に行こうかなって思ってます。旅でこんな感じにいい人と出会うっていいなあって思いました。
次の日はホテルの近くにあった中国の革命家の秋瑾故居に行きました。学生証を出すと無料で入れて秋瑾について学べたのでよかったです。
それから魯迅故里に行きゆっくり散策しました。魯迅故里は月曜は8:30~17:00、それ以外は8:30~21:00までやっていますがショーなどは15:00~16:00までなので早めに来ましょう。魯迅故里で紹興の5分ぐらいのちょっとした劇がありました。魯迅だけでなく紹興の文化についても学ぶことができたので魯迅故里は時間をかけて散策した方がいいと思います。事前に魯迅の小説などを読んでおくともっと楽しめると思いますが読まなくても楽しめます。
昼は魯迅の小説に出てくる咸亨酒店で臭豆腐、梅干如肉、茴香豆を注文し食べきれない分を持ち帰りました。店の中は暖房が効いており快適で料理は美味しかったです。
それから昼の沈園に行き夜とは違う趣があってなかなか良かったです。
私は卒論が魯迅関係で魯迅故里をゆっくり散策していたため時間がなく他の場所に行けなかったのですが二泊三日いても良かったと思いました。
紹興は春や秋のうちに行った方がいいと思いますが、冬に行くメリットは人が多くないので魯迅故里にゆっくり滞在し博物館などをじっくり見ることができる点です。
SA生の場合は冬になる前に行くことをお勧めします(^^)
- 0 人が「いいね!」をつけました
鈴木 靖王林さん
紹興旅行の報告、ありがとう。
沈園で見た地方劇というのは、越劇でしょうか。魯迅の子供時代には紹興劇というのがあったのですが、いまはほとんど演じられていないようですね。
咸亨酒店は魯迅の小説「孔乙己」の舞台となった居酒屋ですね。紹興の町を歩くと、魯迅の世界が堪能できるのではないでしょうか。
それでは、続報を楽しみにしています。