こんばんは、梁です。今日の帰国を持ちまして、僕たちのSAはひと段落を告げました。皆さんにとってはどんなSAになったのでしょうか。僕にとっては人生の縮小版と言ってもいいほど、波乱万丈な4ヶ月間でした。それは置いとくとして、今日こそは少し為になる話をします。とは言っても、最終日にホテルのチェックアウトや成績授与ぐらいですが。まず始めに言っておくこととして、最終日は相当慌ただしいです。今年は朝6時半からホテルのチェックアウトが開始します。そして9時から、僕たちの勉強している建物で、成績の授与があります。10時半にはホテルに集合し、バスで虹口空港に向かいました。このように時間的に結構厳しいです。また、僕の個人的なミスで、他にもやらなければいけないことが出来てしまい、最終日にして、上海に来てから一番慌ただしい一日になりました。それを少し脱線しながら詳しく説明したいと思います。
まず僕のミスから話しましょう。この4ヶ月間、色々な雑貨や本を買い漁ったため、荷物が膨らみ過ぎて、これではラチがあかないので、北京にいる家族の方に郵送することにしました。ダンボールにそれらを詰め、昨日の午後に運んで行きました。しかし、17時閉店で、僕は16時35分に行きました。閉店の30分前までしか郵送の受理をしないと言われ、ショックと苛立ちで仕方なく諦めました。そして今日の朝、ホテルのチェックアウトが終わり、急いで郵便局に行きました。そこで起きたことが、今日一番話したいことで、久しぶりに我が身を持って、日本と中国の文化を実感しました。
日本の場合は、自分で梱包したものを秤で測って、料金を払うのが普通だと思いますが、中国はそんなに甘くありません。どんなに固く包装されようと、その場ではさみで切り裂いて、中身をチェックします。その仕方こそエグいです。中の物を一つ残らず、片っ端から確認します。僕の貯めた雑貨を大衆の前に曝け出されるのはあまりいい気分じゃないです。また、日本と違い、液体の郵送は駄目みたいなので、僕は自分の愛用していたシャンプーとボディソープの詰め替えを、そこら辺の野次馬のおばさんにプレゼントしました。予定では10分程度で終わるところを、40分もかかってしまい、後の予定に大きな負担をかけてしまいました。なので、もし今後何方か中国で何かを郵送する時は、封はせずに、出来るだけ整理整頓された状況でチェックを受けるようにしましょう。
……本当に脱線し過ぎました。すみません。これから普通の人が過ごしたであろう本日の流れです。まずチェックアウトです。事前に一部屋二人とも揃っていないとチェックアウト出来ないという情報が出ていましたが、それは大丈夫でした。僕のルームメイトであるMAXくんは夜の飛行機のため、僕がチェックアウトしている時には部屋で爆睡していました。他にも何人か一人ずつチェックアウトしていた部屋があったので、もし来年外国の方と一緒の部屋になろうと考えている方も、そこは心配なく、相手と相談して自分の好きな時間でチェックアウトすればいいと思います。また、今年は13、14日に帰国する人が集中していたため、少し混雑していました。例年はもっと混雑するみたいなので、チェックアウトは出来るだけ早めにして、余裕を持って行動しましょう。
次に、成績の授与です。これはいつも授業を受けている建物に行って、掲示物で自分の教室を確認して、そこに行けば済む話なので、特に語ることはありません。しかし、あえて言うのならば、自分の出席日数や成績があっているのかはきちんと確認した方がいいと感じました。奨学金にも関わってくるので、学校側の統計ミスで貰えないなんてことは嫌ですよね。ということで、成績表を貰ったら、出席日数があっているのか、成績は間違っていないかをきちんとチェックしましょう。また、成績の授与は学生証さえあれば代わりに貰うことも可能なので、今年のSAでは、成績を受け取る人とその間にみんなの荷物の面倒を見る人達に分けました。
そして、これらのことが終わったらいよいよ帰国です。バスに荷物を詰めるときに、見知らぬ日本人の方に助けられ、異国の地で日本人の心の温かさを感じたりもしました。虹橋空港は中に入ることが難しいので、呂林さんとは出発する前にお別れです。ちょっと寂しかったですね。今度こそ泣かないと決めていたんですけど、やっぱり少し泣いてしまいましたね。
空港までは30分ぐらいで、かなり早く感じました。荷物を預けるにあたって、事前に重量を測っておくことの大切さを感じました。僕は一部を北京の実家に郵送していたのでよかったのですが、中には重量オーバーで四苦八苦した方もいました。また、上外迎賓館の床は完全な平じゃないらしく、荷造りの時は少し余裕を持った方がいいですね。僕は帰国報告会のパワポを作りながら荷造りしたので、かなり慌ただしかったです。でも、この4ヶ月で写真を一杯とったおかげで、パワポ作りにさほど困らなかったし、必要な写真があればすぐに撮りに行ったりもしました。なので、SA期間中に写真を沢山撮っておくことで、今後役に立つときがあるかもしれないので、写真は沢山取りましょう。
そのあとは、指紋と顔認証とパスポートだけで自動的に入ることが出来たり、手荷物のチェックがあり得ないほど厳しいと感心したりしましたが、特に大きな事件もなく、無事に日本に戻ることが出来ました。空港の出口で曽先生や渡辺先生が待っていてくれたことには本当にびっくりしました。みんなで記念撮影をして、これでSAも帰国報告会を残してひと段落ですね。
さて、僕の最後のFixiの更新はこんなところでしょうか。書いていたらいつの間にか文字数がやばいことになっていました。
でも、僕たち一人一人がこのSAで見たこと、感じたことは全く違うので、一概には言えませんが、僕にとってこの四ヶ月は語学の勉強よりも、中国の現代社会を改めて体験して、そこから学んだことの方が大きいと思います。いま留学で勉強している人も、これから留学で勉強する人も、このかけがえのない期間を大切にして、自分の能力を高めてください。あと、皆さん自分が後悔したことについて書いていたので、私も少しふれます。私が一番後悔したことはやっぱり上外の行事にあまり参加しなかったことです。僕は昔から空気を読みすぎる人なので、SA中も自分は中国人だからといって少し周りに遠慮していました。やっぱり遠慮何かせずに、自分の意のままに行動していたら、もう少し違う収穫があったのかもしれません。なので、これから留学に行く方々は、語学力があるなしにかかわらず、自分からどんどん関わりも持ち、色んなことに挑戦してみてください。
余談ですが、僕はいま日本の家に戻り、このFixiを書いています。戻って来て感じたこととして、SA期間中は何もかも自分一人でやってきたので、今更全て準備されてると中々慣れないものですね。これも人によると思いますが、僕は自分で自分の世話をする方が好きなのだなと気付いたいまこの時です。日本に帰っているのにまるでまだ中国にいるような感じがしてすごい不思議でした。帰国後最初の電車で非常停止ボタンで少し停車して、ようやく、あ、ここは日本なんだなと気が付きました。
これで本当に最後です!4ヶ月間、日本の先生方、呂林さんを始め、事務、先輩達、本当にありがとうございました!このかけがえのない4ヶ月間は様々な形で僕たちの心の中に刻まれるでしょう。次のFixiは8か月後、ですかね。僕らはこの4ヶ月間で得たものを帰国報告会という形で後の代の皆さんに伝えていきますので、皆さんも努力を怠ることのないように、しっかりと準備してください!次のFixiを楽しみにしています!以上、梁した。
- 2 人が「いいね!」をつけました
須崎 匠1年の須崎です。
4ヶ月間お疲れ様でした。
帰国報告会楽しみにしています。
- 2 人が「いいね!」をつけました
(カルロスむーつんマシュー)梁君お疲れさまです!
SAお疲れ様でした!
今年は僕たちの番です
バトンタッチ!!!!!
帰国報告会で会いましょう。