こんにちは。嶋田です。
10月ももうすぐ終わりですね。日本はもう寒いのでしょうか。
今日は私たちの大学のある虹口地区について書こうと思います。
私たちの大学のある虹口は魯迅最期の地として知られており、文学の街でもあります。
私もこちらに来て調べてから知ったのですが、
上海虹口サッカー場、四川北路は当時の日中文化人が集い交流した土地、
昔は日本租界があった場所なのです。
上海では、フランス租界や共同租界地であった外灘などが有名なので、
日本の租界地はどこなんだろう?と思って調べたところ、なんと自分の大学のすぐ付近だったんです!
感動!(笑) 留学先がこの場所で本当によかったなと思いました。
魯迅は日本に留学経験があり、日本にとてもゆかりのある人です。
また、大学から15分くらい歩いたところには、日中友好に努め、上海に書店を開いた内山完造という日本人の銅像があります。
このように虹口は日本と関係のあるものが沢山の土地なのです!
という事でそんな虹口と日本について学べそうなところを今日はご紹介したいと思います。
(私も体育祭の休みを使っていく予定なので、まだ行ってませんが…(笑))
魯迅関係
魯迅旧居(山阴路) 見学ツアーアリ(免费)
魯迅記念館(免费) 魯迅公園内にはこのほかにも銅像、お墓などがあります。
内山完造関係
内山書店跡(内山书店址)
日中友好に努めた内山完造が1917年に建てた書店の跡地。
魯迅との交流も深い人物の内山書店陳列室で写真や資料を展示。
現在は銀行の二階にあるため、土日休館、平日は3時までです…なので体育祭の時に行くしかないのです!!(笑)
多伦路には内山完造の銅像があります。
せっかく4か月間もこの場所に住むのだから、
この土地の歴史を知りたいと思いませんか?
皆さんもぜひ訪れてみてください
嶋田
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鈴木 靖嶋田さん
魯迅と内山完造に関連する史跡の紹介、どうもありがとう。留学の機会に日中の交流史に関連する史跡を回るとは、なかなか充実した留学生活を送っていますね。
魯迅については、中国の文化Ⅲ(日中文化交流史)でも取り上げますので、帰国したら受講してくださいね。
上海には中国の近代史の舞台となった史跡がたくさんあります。この機会にぜひそれらを見学してみてください。
それでは、続報を楽しみにしています。
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渡辺 昭太嶋田さん:
報告どうもありがとう。
ご指摘の通り、虹口エリアは日本と非常に深いつながりがあった場所で、以前は虹口に日本総領事館もあったはずです(現在は古北地区にあります)。
多伦路も有名ですね。私は大学院の留学中に、多伦路を散歩しているときにとある古本屋を見つけ、以来、何度か足を運びました。私の専門である言語学関連の専門書が置いてあったのを嬉しく思ったからです。
日本と上海のつながりについて、今後もぜひいろいろ調べてみてくださいね。
またの報告を楽しみにしています。
渡辺