2. 現地取材準備: リビジョン

最終更新: (更新者 鈴木 靖

1.事前準備

 

   (1) 取材行程表と参加者名簿の作成(全員)

 

⚠️取材計画が決まり次第、鈴木まで送ってください

 

  取材行程表

  • 取材の日時と場所
  • 移動手段

 

  参加者名簿

  • 学籍番号
  • 氏名
  • パスポート番号
  • 海外旅行保険
  • 保証人連絡先

 

  (2) 携帯品のチェック(全員)

  • パスポート
  • 海外旅行保険
  • クレジットカード(海外での利用が可能なもの)

 

  (3) 取材機材のチェック(撮影クルー用)

  • ビデオカメラ×2台
  • ビデオカメラ用長時間バッテリー×4個
  • 充電器(上記バッテリー用)×2台
  • AC変換アダプター×2台
  • ガンマイク(風よけマフ付きのもの)×1台(電池を入れるのを忘れずに)
  • 三脚(上記ビデオカメラ用)×1台
  • デジタルカメラ×1台(写真など資料撮影用)
  • 予備録音用のスマホ×2台

 

  (4) 筆記用具のチェック(記録係用)

  • 取材ノート
  • ペン

※記録係が日時や場所を記録します

※インタビューなどの際、取材相手(インフォーマント)に氏名や連絡先、あるいは話の中に出てくる固有名詞などを書いてもらう時にも使います

 

 

2.現地取材

 

⚠️撮影のポイント

 

  • 前日にバッテリーの充電を忘れないこと
  • 1カットは30秒以上(それ以下だと編集に使えません)
  • 風景やインタビューなどの静的な映像には三脚を使う
  • 三脚を使わない場合、カメラは両手で持ち両脇をしめ両足を開いて撮影する(三つの両)
  • インタビューはカメラ目線になるのを避け、顔の前方の空間を後方よりも大きめに
  • 撮影の最初と終わりに3秒程度の静止映像を入れる

【参考】ショットとフレーミング撮影の基本テクニック

 

  (1) 渡航時の飛行機や鉄道などの撮影

  • 飛行機の窓から外の景色を撮影
  • 訪問地への交通機関と取材スタッフの撮影

※視聴者に取材旅行を擬似体験させるための演出です

 

  (2) 訪問地の遠景と訪問先の外観などの撮影

  • ロケハン(撮影前に現場へ行って事前調査を行います)
  • ビルや山など高地から訪問地の遠景を撮影(★三脚使用、パンの速さに注意)
  • 訪問先の外観を撮影(★三脚使用)
  • 取材クルーが訪問先に到着するようすを撮影

 

  (3) 取材相手(インフォーマント)の撮影

  • 出会いの場面(フルショット=全身像からウェストショット=上半身像で撮影)
  • 屋内でのインタビュー

メインカメラ:三脚をセットして、ウェストショットからバストショット=胸から上で撮影

サブカメラ:手持ちで表情や動作などを撮影。必要な場合にはクローズアップ

スマホで録音:ビデオカメラの音声が聞き取れない場合に備えて別途録音

  • 野外でのインタビュー

メインカメラ:手持ちでウェストショットで撮影(風切り音が入らぬようモフをつける)

サブカメラ:現場の状況がわかるようにやや離れたところからフルショットで撮影

  • 別れの場面(フルショットで撮影、これはとても重要です)
  • 取材相手の昔の写真など(デジカメで撮影、反射光を避けるためストロボは不可)

 

  (4)  編集に使用する映像クリップの撮影

  • 関連施設や史跡などの撮影
  • 朝焼けや夕焼けの映像(★三脚を使用)
  • 人々の生活風景の映像
  • 現地の自然風景の映像(★三脚を使用)

 

 

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