中国語アプリケーションⅣ
(HSK5・6級対策)
【授業の概要と目的】
この授業ではHSK(漢語水平考試)5、6級に合格に必要なリスニング力を身につけます
HSK(漢語水平考試)は、中国政府公認の中国語能力試験で、留学や就職など様々なシーンで活用できる資格です。授業ではe-Learning教材を利用し、過去問題のディクテーションを行いながら、リスニングに必要な語彙力や文法力を高めるとともに、5級以降難しくなるリーディング問題の解法について学んでいきます。
(例)HSK5級リーディング 第49問
【到達目標】
この授業では、過去問題のディクテーションや講読を通じて、HSK5、6級合格に必要なリスニング力とリーディング力を身につけます
【授業の進め方と方法】
今年度は当面、教室での対面授業ができないため、e-Learning教材による自宅学習とZoomによるオンライン授業によって学習を進めていきます。具体的な進め方は以下の通りです。
(1) 自宅での予習
①リスニング問題のディクテーション
過去問のe-Learningの中から指定された範囲のディクテーション(全文の聞き取り)を行います。締め切りは授業の開始時刻までです。
②リーディング問題の予習
過去問のPDFの中から各回の課題を予習し、正解を考えます。
5級からはリスニング、リーディングともに難易度が高くなり、語彙数も急に増えますので、辞書を引いて語彙力を高めるようにしましょう。
(2) オンライン授業
オンライン会議システムZoomを使って授業を行います。ZoomのルームナンバーとパスワードはLINEグループを通じてお知らせします。
授業の内容は次のとおりです。
①リスニング問題の解答
ディクテーションしてきたリスニング問題の解答と解説を行います。
②リーディング問題の解答
予習してきたリーディング問題の解答と解説を行います。
③過去問の練習
過去問を使ってリスニングやリーディングの練習を行います。
(3) 質疑応答
はじめにオンラインでも気軽に連絡や質問ができるよう、授業のLINEグループを作成します。わからないことがあれば、授業時間に関係なくLINEを通して質問してください。
(4) 模擬試験
授業での学習成果を確認するため、各級の学習の終わりに5級と6級の模擬試験を行います。
【授業計画】
【成績評価の方法と基準】
成績評価は以下の基準によって行います
①事前学習(聴力問題のディクテーション)の実施状況(40 %)
②事前学習(閲読問題を翻訳できるように予習)の実施状況(40 %)
③HSK模擬試験の成績(20 %)
【その他の重要事項】
・病気や忌引きなどで授業を欠席したり、課題ができなくなった場合には、事後でも構いませんので必ず連絡してください