第11回 五代十国時代 書籍出版の始まり

最終更新: (更新者 鈴木 靖

第11回 五代十国時代 書籍出版の始まり

 

 唐末から五代十国時代にかけて、中国は武人支配の時代を迎えます。
 武人の台頭により門閥貴族が没落すると、これに代わって新たな政治の担い手となったのが、科挙出身の文人官僚たちでした。
 彼らは科挙を通じて身分や家柄に関係ない平等な社会を築くため、唐末に民間で発達した印刷技術を使って知識の普及に努めました。書籍出版のはじまりです。
 庶民の時代の到来とともに、文学の世界では格式ばった詩に代わり、庶民の間に生まれた詞が人々の心をとらえるようになります。

 身分制度なき柔構造の封建社会と呼ばれる新たな社会を生み出した時代と、そこに芽生えた文化について考えます。

 

 

10.pdf 【スライド】授業スライド
仏国寺と石窟庵.mp4 【映像資料】韓国慶州仏国寺と石窟庵(韓国観光公社)
百万塔陀羅尼(岩瀬文庫の世界 Iwase Bunko Library).mp4 【映像資料】百万塔陀羅尼(岩瀬文庫の世界 Iwase Bunko Library)
李煜と文房四宝.mp4 【映像資料】李煜と文房四宝(NHKスペシャル『故宮』第7集より)
李煜の生涯(前半).mp4 【映像資料】李煜の生涯(前半)(NHKスペシャル『故宮』第7集より)
李煜の生涯(後半).mp4 【映像資料】李煜の生涯(後半)(NHKスペシャル『故宮』第7集より)

 

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