【ルート】
橋本(神奈川県) ⇒ 壬生寺
2018年5月1日(火)
08:23 ⇒ 11:40
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所要時間 3時間17分
運賃[IC優先] 12,980円
乗換 2回
距離 515.8 km
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■橋本(神奈川県)
↓ 08:23〜09:01
↓ JR横浜線 東神奈川行
↓ 1番線発 → 5番線着
■新横浜
↓ 09:09〜11:08
↓ JR新幹線のぞみ103号 広島行
↓ 3・4番線発 → 14番線着
■京都
↓ 11:10〜11:12
↓ 徒歩
■京都駅前/京都市営バス
↓ 11:20〜11:34
↓ 京都市営バス・28号 大覚寺行
■壬生寺道/京都市営バス
↓ 11:36〜11:40
↓ 徒歩
■壬生寺
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(運賃内訳)
橋本(神奈川県)〜京都 8,210円
京都駅前/京都市営バス〜壬生寺道/京都市営バス 230円
新横浜〜京都 4,540円 (特急自由席料金)
11:40 壬生寺道到着。焼肉ホルモン・牛テール料理あにきで昼食(タン・カレー750円)
12:00 壬生寺に到着。すでに用意したテントに入りきらないほど多くの人が並んでいました。このため予定時間を15分繰り上げて12:15に開場。一人だったので、前列最後部の席に坐ることができました。
13:00 壬生狂言が開演。撮影は一切禁止ということで少々残念でしたが、その代わりに肉眼でしっかりと狂言を見ることができました。ビデオを撮影していると、モニターばかり見てしまうので。
【曲目】
①炮烙割
狂言「鍋八撥」と筋立ては同じですが、大きな違いは最後に炮烙を割る場面。大蔵流や和泉流では炮烙売りが側転をした際に誤って炮烙を割ってしまうのですが、壬生狂言では舞台の端に並べた約千枚の炮烙を羯鼓売りが4メートルほど下の地面に突き落として割ってしますのです。なかなか豪快な演出です。京都では毎年節分の際に壬生寺に願い事を書いた炮烙を奉納する伝統がありますが、その際に納められた炮烙が使われています。奉納された膨大な炮烙を処分するために考案された演出なのでしょうが、粉々になった炮烙の処分はなかなか大変そうです。
〔参考〕壬生狂言「炮烙割」(Sankei News 2013年4月21日)
②花盗人
③鵺
④酒蔵金蔵
⑤安達が原
17:15 上演終了
17:30 みぶ操車場前から京都市営バス(号数失念)に乗り、衣笠校前へ
18:00 衣笠校前に到着。少し道に迷い、遠回りして千本ゑんま堂引接寺へ。最後部に席を取り、ビデオ撮影の準備。
千本ゑんま堂引接寺(いんじょうじ)では、毎年春に千本ゑんま堂大念佛狂言が上演されています。その歴史は古く、天正10年(1583)に織田信長が上杉謙信に贈ったと伝えられる「洛中洛外図屏風(上杉本)」(米沢市上杉博物館蔵)にも「千本ゑんまだう」での「ゑんま庁」の上演風景が描かれています。
〔資料〕国宝「洛中洛外図屏風(上杉本)」(米沢市上杉博物館蔵)
19:00 千本ゑんま堂大念佛狂言開演
①えんま庁(20分)
②二人大名(35分)
③福釣り(30分)
④靭猿(35分)
猿回しを演じた宮田勝行(45歳)は、1981年に保存会に入会し,以来37年間にわたって演技の修得に努め、公演には欠かさず参加しているそうです。保存会の副会長として会の運営にも貢献し、小学生に参加を呼びかけ、指導するなど後継者の指導育成にも力を注いでいるそうです。長年にわたり、千本ゑんま堂大念佛狂言の保存と継承に努めてきた功績により、2018年2月には公益財団法人・京都市文化観光資源保護財団から伝統行事・芸能功労者*として表彰されています。
*伝統行事・芸能功労者 京都の伝統行事・芸能の保存と継承に功績(原則として10年以上,年齢45歳以上)のあった功労者を表彰する制度で,昭和45年度より京都市とともに行っています。平成29年度は,下記の9名の方々を選考し,2月27日に表彰式を行いました。
(京都市文化観光資源保護財団Webページ普及啓発事業より)
子猿を演じた宮田ゆらちゃんは2歳、初舞台の最年少記録を更新したそうです。
▼左から宮田勝行さん(45)・宮田ゆらちゃん(2)・戸田妙昭住持
21:00 上演終了
21:40 ホテルの近くにあるすき屋で夕食(牛丼ミニ+豚汁たまごセット520円)
22:00 ホテル・クレサンテーム京都チェックイン(302号室)